ツール一覧にはバックアップファイルの検証機能があります。この機能はバックアップファイルの構造的な整合性をチェックし、論理構造が損なわれていないことを検査します。このような問題は、ウィルスの攻撃や損傷のあるハードウェアなどによって引き起こされます。また、暗号化されたバックアップや圧縮されたバックアップについても、復号や解凍が問題なく行われることを検査します。
バックアップファイルの検証を行うには、次の操作を行います。
1.
「ツール」リボンバー内、またはツール一覧の「バックアップファイルの検証」をクリックします。
2.
検証したいバックアップファイルを選択して「OK」ボタンをクリックします。
Note: バックアップファイルは、バックアップしたときに指定した場所(外付けハードディスク、ネットワークドライブなど)にあります。
3.
バックアップファイルの検証が開始されます。完了までお待ちください。
4.
完了後、検証結果を確認して「閉じる」ボタンをクリックします。
バックアップファイルの有効性が確認されない場合、以下の理由が考えられます。
l 暗号化と復号化が機能していない
l 圧縮と解凍が機能していない(Windows API/システムインターフェイス)
l バックアップファイルがユーザーによって変更を加えられている
l バックアップファイルがアンチウィルスソフトなどにより一部欠損している
l バックアップファイルが不具合のあるドライブに保存されている
Note: バックアップまたは復元時に行われるバックアップファイルの検証を中断しないでください。正常なバックアップの作成/復元ができなくなる可能性があります。